フォロワー数を買って増やしただけの偽インフルエンサーに注意せよ!

みなさんこんにちは!NAO-PR小柴です!

この記事を書いている1月14日は成人の日。新成人のみなさま、ご成人おめでとうございます!新たな門出を私も全力でお祝い致します!

ふと気がつくと私が成人式を迎えてから結構な時間が経っていて、時間の経過は早いなと驚愕しております(笑)

さて、インフルエンサーという言葉が約2年ほどで爆発的に普及し、自社の宣伝に活用する「インフルエンサーマーケティング」に乗り出す企業も多く出て来ましたよね。

フォロワーを多く獲得しているインフルエンサーの数も多くなり、多くの企業が様々なインフルエンサーを起用しているのですが、今問題となっているのが「偽インフルエンサー」と呼ばれる存在です。

これが非常に厄介な存在で、頭が痛くなってしまう大問題となっているのです。

 

【偽インフルエンサーとは?】

偽インフルエンサーとはどのようなものなのかというと、「フォロワーを購入してインフルエンサーになりすます存在」のことです。

ツイッターなどで大流行し、インスタグラムでも問題となっているフォロワーの購入。

フォロワーの購入の何が問題なのかというと、

 

1:影響力がある人だと誤認してしまう

2:高い料金を払っても、全く反響がない

 

上記がインフルエンサー施策をする上で問題となっているのです。

まず1は、自社で起用するインフルエンサーを選定する上で非常に厄介なノイズとなります。定義上”偽”と記述させて頂きましたが、本物かそうでないインフルエンサーかを選定するのにも時間がかかるため、非常に手間がかかってしまうのが難点となっています。

施策の担当者が過労で倒れてしまうかもしれませんね(笑)

2はさらに深刻な問題です。

インフルエンサーマーケティングの主な料金設定は、「フォロワー数×○円」などで計算されています。

例)フォロワー数10万×3円=30万円、といった感じですね。

しかし、この料金を払って起用したとしても、その人が偽インフルエンサーでは全く効果は現れません

そもそもインフルエンサーを起用するのは、その方が獲得しているフォロワーに自社の情報を周知したいからであり、機械的に増やしたフォロワーに宣伝したとしても何の宣伝効果もないのです。

 

【偽インフルエンサーが起こす影響】

偽インフルエンサーが起こすデメリットは、何も起用したクライアント様だけの問題ではありません。

そもそも「インフルエンサーマーケティング自体の効果や価値が疑われてしまう」ことにもなりかねないのです。私がお会いしたクライアント様の中にも、

「以前インフルエンサーマーケティングやってみたんだけど、何の効果もなかったんだよね」

と言われることがあります。

よく話を聞いてみると、どうやらフォロワー数が高い方というだけで依頼をしたが、それが偽インフルエンサーだったせいで効果が全く得られなかった、という事も起きているのです。

そのせいで、真っ当に自身の投稿に共感したフォロワーを獲得したインフルエンサーの評価までもが低くなってしまい、インフルエンサーマーケティング自体の信憑性にも大きな影響が出てしまっているのです。

 

【偽インフルエンサーを見抜く方法は?】

これだけ悪影響がある偽インフルエンサーですが、見抜く方法は存在しています。

 

・フォロワー数に比例していいね数とコメント数の平均をチェックする

・コメントの内容を見て、投稿者の言語(主に日本語)以外のコメントだらけの人かを確認する

・SNSを始めて(アカウントを開設して)からあまりにも期間が短い

 

上記の内容が偽インフルエンサーを判別する要素となります。

フォロワー数が多くなるにつれて、当然いいね数やコメント数などの、フォロワーが反応してくれる回数も増えて来ます。いいね数などの場合、大体3%~10%程度が本物なのかどうかの判断基準となってきます。

この反応率が投稿に対して低い場合フォロワーだけを購入した偽物である可能性が高くなります。

また、今ではいいね数やコメントなども購入することができるようになっています。これは上記のフォロワーだけを購入すると出てくる不自然さを誤魔化すために編み出され、残念ながら需要がある方法となっています。

しかし購入したコメントの場合、多くが海外からのコメントであることが多くなります。

投稿に寄せられたコメントが「外国語のコメントの割合が非常に多い」場合、海外向けの投稿をしていない限りは偽インフルエンサーである確率が跳ね上がると言えるでしょう。

そして、アカウントを開設してからあまりにも期間が非常に短い場合も偽インフルエンサーである可能性は高くなります。

元々知名度がある方が始めた場合をのぞいて、1ヶ月も経たずにフォロワー数が数万となっているような方は、偽インフルエンサーである可能性が残念ながら出てしまいます。

当然、魅力的な画像を投稿して人気となっている方も多いのですが、偽物かどうかの判断基準として覚えておいて損はしないでしょう。

 

【偽インフルエンサーに注意しよう】

このように、流行していることから出て来てしまった負の側面とも言える偽インフルエンサーの出現。

誰でもフォロワー数を多く獲得することができることから、簡単にインフルエンサーになりきることができるため、決して少なくない方がその誘惑に手を出してしまったのでしょう。

インフルエンサーマーケティングをこれから始めようと考えている場合は、この偽物に惑わされたり、誤って起用してしまわないよう十二分に注意するようにしましょう

もちろんこれは、私たちのようなインフルエンサーマーケティングを行なっている企業にも言えます。偽物のインフルエンサーを提案してしまうことで、クライアント様に非常に失礼なばかりか、インフルエンサーマーケティング全体の信用も下げてしまいかねません

弊社でも直接インフルエンサーとお会いしたり、各アカウントの調査も入念に行なっていますが、こういった会社から提出されたリストのインフルエンサーもしっかりとチェックすることを心がけることで、偽物を起用してしまうリスクを避けるようにしましょう。

 

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投稿者プロフィール

小柴
小柴
NAO-PRのマネージャーとして、インフルエンサーやクライアント様との窓口をはじめ、インフルエンサー案件などを主に担当しています。趣味は動画視聴で、動物の動画を見ては癒されています。